インターネット回線の光までの進化過程

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公開日: : 最終更新日:2014/12/14 インターネット知識

インターネット回線の進化について

 

「パソコン通信中は電話ができなくて困るんだよね・・・」 と嘆いてた18年前の私。

当時、インターネットをつなげるためには電話回線(アナログ)が主流でした。

・亀のように遅く ・使った分の通話料が取られ ・固定電話と同時に利用でない

など、デメリットのオンパレードでした。

ですが、21世紀になると、さまざまな回線を利用してインターネットを楽しめるようになりました。

ネットワークの回線の選択

道路には「あぜ道、一般道、高速道路」があります。 ではインターネット回線ではどうでしょうか? 「電話回線、ISDN回線、ケーブルテレビ回線、ADSL回線、光回線」などがあります。

つまり利用する回線(道)によって速度が変わりわけです。

・電話回線、ISDN回線 = あぜ道 ・ケーブルテレビ回線、ADSL回線 = 一般道 ・光回線、モバイルブロードバンド = 高速道路

あぜ道は車が使えないので超低速です。一般道でしたら60キロ、高速道路でしたら80キロと かなりのスピードが出せます。

光回線が登場して依頼、動画配信サービス(youtubeの登場)を筆頭に運ぶコンテンツ(荷物)が年々重くなり、量も増えてきました。 もちろんあぜ道でも配送できないわけではありませんが、ユーザーにとってかなりのストレスになるはずです。

ですので、低価格、かつ高速ブロードバンドインターネットの光回線を使うことが主流になったといえるでしょう。

 

ブロードバントとナローバンド

「電話回線、ISDN回線」をナローバンド、「ケーブルテレビ回線、ADSL回線、光回線、モバイルブロードバンド」をブロードバンド

に分かれます。

簡単に説明すると 「ナローバンド」は、毎秒あたり少ない荷物(データ)しか運べません。 「ブロードバンド」は、毎秒あたりたくさんの荷物(データ)をラクラク運べます。

ナローは狭帯域、つまり細い道を利用することで、ブロードは広帯域、つまり幅の広い道路を利用することです

ブロードバンドサービスの代表(光回線)である、フレッツ光、auひかりなどは料金も安く、どんなに数が多くて、重たい荷物ですいすい運んでしまいます。

一方ナローバンドは・・・いうまでもありませんが、唯一長所がひとつだけあります。 それは「全国どこでもつながる」ということです。

ケーブルテレビは会社がなければいけない、ADSLはNTT局社が遠いと利用できない、光は利用エリアが限られている・・・と地域によってインフラ格差が生まれてしまいます。

その点、ナローバンドは電話回線さえあればつながるので、重要だともいえるでしょう。

 

年代別進化

リスト アナログ回線

ISDN回線

ADSL回線

光回線

モバイルブロードバンド

をひとつずつ解説していきます。

<h4>アナログ回線<h4>

「電話回線(銅線、メタル線)」と「アナログモデム」 の2点が必要となります。

昔のパソコンには「アナログモデム」が内臓されていたので、差込口から電話のモジュラージャックまで をつなげるといったシンプルな構成です。

電話回線は音声をやりとりするものなので、パソコンは理解できません。 そのため、モデムという機械をつかって、パソコンが理解できる信号に変換してやります。 速度はめちゃくちゃおそく、使った分だけ通話料金がかかる原始的なシステムです。 (@niftyのテレコミ料金コースでしたら、定額料金で利用可能です。サービスは終了していますが・・・)

アクセスポイントという基地局に電話をするのですが、接続に時間がかかり、騒音が発生します。

ピーピーガガガと音がなります、私は今でもこの音を聞くたび憂鬱になります・・・

2014年、現在でも利用している人はまだいるでしょうが、2011年の段階でアメリカではいまだ350万人の人たちが ダイアルアップ回線を利用しているようです。

 

アナログ回線

「インターネットをしながら電話が使える」 奇跡、まさに奇跡の言葉でした。

暗黒のアナログ回線、ダイアルアップ時代、インターネット中に電話がかかってきたらどうしようと親の目を気にしながら、ビクビクしていた日々。 そんな折、NTTからフレッツISDNという救世主が現れました。

必要なものは「電話回線(銅線、メタル線)」と「TA(ターミナルアダプタ)」の2点です。 TAについて説明すると、まずISDNはデジタルでの電気信号(0と1)でやり取りをしています。 そのため、電話機やモデムから発信されたアナログ信号をデジタル信号に変換する役目を担うの 機器となります。

メリットをまとめると

・1つのメタル回線で2回線分利用できる ・アナログよりも体感速度が速くなった(気がする) ・フレッツISDNは24時間365日使い放題

となっています。

NTT東西は「2025年までに加入電話網をすべてIP網に移行する」と表明しているため、ISDNサービスを2025年頃を目安に段階的に廃止するようです。

個人はさほど影響はないかと思いますが、法人は「1契約で2回線使える」「G4ファクス(業務用、設計事務所などで利用)が利用できなくなる」など混乱をきたす恐れがあります。

ISDN回線

若い世代の人は知らないかと思いますが、2000年代前半の話です。 電気店やスーパーなど街中のいたるところで赤いジャンバーを着た人たちが 「yahoo! BB」のADSLモデムを配布していました。

あたりかまわず配りまくっていたので、いろいろとトラブルなどもあったようです。 ですが、そのおかげでADSLが全国的に普及し、低価格で利用できるようになりました。

仕組み図

必要なものは「電話回線(銅線、メタル線)」と「スプリッター」「ADSLモデム)」の3点です。

 

 

メリットをまとめると

・高速ブロードバンドインターネットが楽しめる ・ごくまれに光ファイバーよりも早いことがある ・利用の地域格差が少ない

メリット1:高速ブロードバンドインターネットが楽しめる

使い放題プランは当時すでに定着していましたが、スピードについては発展途上でした。 ですが、ADSL(ブロードバンド)サービスが誕生した当時はかなりの衝撃的だったといえます。

ISDNの速度が64kbps(0.64Mbps)。ADSLは約1.5Mbps~50Mbpsでしたので データ・体感ともにISDNのスピードを遥かに凌駕していました。

メリット2:ごくまれに光ファイバーよりも早いことがある

当時、光ファイバーBフレッツは最大100Mbpsを最大32世帯で共有(共用型)して使っていました。 つまり・・・

光 100M/32世帯=3.125Mbps ADSL 26M/3世帯=8.6Mbps

ということも、理論上ありえました。 (ADSLはNTTの局からかなり近いという条件の場合です)

今、現在はそうしたことはほとんどないといえるでしょう。

メリット3:利用の地域格差が少ない

ISDN同様、電話回線を利用しているためです。ただ管理人の私の実家はNTT局から3.5km以上あり なおかつ、光収容地域だったため、光ファイバー回線が誕生するまでISDNを利用していました。

ADSL回線

ブロードバンドサービスのスタンダード的な存在です。 Bフレッツ発売当初はひかり電話サービスなどなく、プロバイダー、固定電話、光回線で 最低でも毎月7-8000円以上とかなりコスト高のサービスでした。

仕組み図

必要なものは「光回線」と「ONU」の2点です。

メリットはまた、光回線の記事にて説明するのでここではあえて説明を省きます。

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